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ちーず饅頭からジュエルチーズへ
お菓子を新たに生み出す時に「苦しみ」はつきものです。ジュエルチーズにもその時期がありました。
『ちーず饅頭作ってみない?』
15年ほど前、知り合いの職人さんから「アンコの代わりにチーズをお饅頭のように包んだ変わったお菓子がある」と教えられ、面白そうなので一度作ってはみたのですが、中のチーズが固くならないように糖分を混ぜ加工したもので、甘さのために納得が行かず、業者さんに「何かないかな」と尋ねたところ「ちーず饅頭用のチーズがあるよ」と言われ、早速試しに使用し作ってみました。
しかし、働いていたケーキ職人の方が「そんなチーズじゃないのを使っちゃダメだよ」と言うのです。
「ん?変なこと言うな〜」と私は思い、気にも留めませんでしたが、当時の私は和菓子屋で修行し帰郷したばかりで、チーズを使ったお菓子を作るどころか、知識さえほとんど無い状態だったのです。作ってみると、「ん、まあまあ。少しずつ改良してゆけばいいな。」そんな風に思っていました。しかし、問題は別のところにあったのです。そう、本当にチーズではなかったのです。名称「油脂加工品」いわゆる”チーズ風味のモノ”。さすがにそれは材料として使うわけにはいきませんでした。それからというものが苦しみの始まりでした。
チーズ自体は美味しくても、商品になった時、焼くと固くなったり、すぐに味が落ちたりします。それなら「やわらかめのチーズなら・・・」と思い作ってみると、やわらかすぎてクッキー生地で包めなかったりしました。その時点ではチーズ風味の「油脂加工品」の方がよほど美味しく、ナチュラルチーズで行くのを断念し、その「油脂加工品」で行こうか悩みました。
ですが、商品名にチーズを付けるのは決めていましたし、何とかナチュラルチーズで行こうと試行錯誤しました。
そして、それができなければこの商品は作らないと決心したのです。
焼いてもチーズが固くならないように、固いチーズに柔らかいチーズを混ぜたり、生クリームを混ぜてみたり・・・。
しかし、チーズを練る行程でチーズの味の劣化が早くなってしまうなど思いもよらず苦戦し、本当に断念寸前のところまで来ていました。
少し、ちーず饅頭からは離れていたところに、現在使用しているオーストラリア産のクリームチーズに出会いました。
もちろんナチュラルチーズです。固さも程よく、コクもありプレーンなクッキー生地やオレンジ餡との相性もよく、今までで最高のチーズでした。安易に簡単な方へ走らず、チーズにこだわってよかったと思いました。
親戚の人に試食してもらった時に「ただのチーズ饅頭で売り出すのはもったいないよね〜」「それだけチーズにこだわったのならば、その想いが伝わる商品名がよいのでは?」と言われ、その場でつけて貰ったのが”宝石とか珠玉”という意味を持つジュエルをつけた「ジュエルチーズ」でした。
そんな苦労を乗り越えて、お蔭様で皆様の元へお届けすることが出来ます。
■冷してお食べ下さい!
解凍後も冷蔵庫でしっかり冷して食べるのをお勧めします。サックリしたクッキー生地と濃厚なクリームチーズにさわやかオレンジ餡。私たちも常温まで戻してみたりと色々な温度帯で試してみたのですが、冷たいほうが美味しいです。
ただし、半解凍ではチーズが固すぎでお勧めできませんのでご注意下さい。
★アレルギー表示:小麦・卵・乳
※製品にアレルギー物質を含まない場合でも、小麦、卵、乳、フルーツ等を同施設内で使用しております。
アナフィラキシ−ショックをお持ちのお客様はお控え下さい。
季節の贈り物や、集まりの際のお菓子・茶菓子として、新富大生堂のバリうま「ジュエルチーズ」をぜひお試し下さい! |
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